速筋と遅筋の割合を見極め、スポーツの能力アップ

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筋肉には、瞬発力を出す速筋と、持久力に優れた遅筋があります。速筋と遅筋の割合は、人によって異なり、トレーニングをしても変えることはできないので、自分の筋肉の性質を見極めることが、スポーツでの能力にもつながります。

筋線維
筋肉は、とても細い筋線維の束ねたものです。
筋肉がつくとは、筋線維の数は変わらずに、1本1本の筋線維が太くなることです。
筋線維には、瞬発力に優れた速筋線維と、持久力のある遅筋線維があります。

速筋とは
速筋は、瞬発力を出す白色の筋肉で、力を一気に発揮するスポーツなどで使われます。
いわゆる筋力トレーニングによって強化される筋肉で、鍛えると太くなります。
糖質がエネルギー源で、脂肪は使われません。

速筋は無酸素運動で使われる
筋力トレーニングや陸上競技の短距離種目など、瞬発力を必要とする種目が無酸素運動です。
無酸素運動は、糖質をエネルギー源とする速筋を使い、大きな力を出すことができますが、脂肪を燃焼させる遅筋は使われません。
無酸素運動は、乳酸が生成されたり、活性酸素が発生します。

遅筋とは
遅筋は、持久力の高い赤色の筋肉で、有酸素運動に使われる筋肉です。
遅筋は、背骨周辺やふくらはぎなどに多く分布し、歩いたり、立ったり座ったりしているときにも使われています。
この筋肉を鍛えることで、長い時間動けるようになり、さらに体脂肪もエネルギー源として使われるので、ダイエットにはとても重要です。




速筋と遅筋の割合①
速筋線維と遅筋線維の割合によって、筋肉の質が決まりますが、その割合は人によって異なります。
速筋の割合が多い人は、瞬発力を発揮するスポーツに向き、遅筋の割合が多い人は、持久力を必要とするスポーツに向いていると言えます。

速筋と遅筋の割合②
瞬発力が必要なスポーツ選手は、速筋の割合を増やし、持久力が必要なマラソン選手は、遅筋の割合を増やせば、能力が大幅に上がります。
しかし、速筋と遅筋の割合は、筋トレを行っても変えることはできません。
瞬発力や持久力は、生まれつきの筋肉の性質に大きく依存していると言われます。

速筋と遅筋の筋トレ
同じ筋トレをした場合、速筋線維の割合が多い人は、少ない人に比べて、筋肉が太くなり、筋力も大きくなります。
逆に、遅筋のトレーニングでは、遅筋線維の割合が多い人の方が、持久力が向上します。
自分の筋肉の性質を見極めることが、スポーツでの能力にもつながります。




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