筋肥大と筋力は比例しない・筋力を出すトレーニングが必要

 

筋肉が大きくなると、見た目がよくなり、自信もつきます。しかし、自分で思っているほど筋力はついていないものです。力を出すトレーニングをしなければ、それほど筋力は大きくなりません。

筋肉と筋力
筋肉が大きくなれば、筋力も大きくなりますが、筋肉量が2倍になっても、筋力が2倍になることはありません。
また、使える筋肉、使えない筋肉があり、筋肉量は同じだとしても、筋力の大きさは変わってきます。

見た目をよくする筋トレ
元来、筋トレはスポーツなどで足りない筋力を補うために行うものです。
インターネットで筋トレを検索すると、ほとんどが、男らしい上腕、強靭な大胸板、腹筋を割るなど、ボディビルダーのトレーニング方法です。
これらは、筋肉美を追求するための筋トレです。筋力アップしたいなら、つけた筋肉を使えるようにしなければなりません。

ボディビルダーの筋肉
ボディビルダーは、運動が苦手な人が多いと言われます。
それは、その通りで、あれだけの筋肉をつけられる才能があるのですから、運動神経がよければスポーツ選手になっているでしょう。
ボディビルダーは、すごい筋肉をしていますが、スポーツなどで使える筋肉ではなく、見せるための筋肉です。
当たり前ですが、同じ筋肉量のボディビルダーとプロレスラーを比較すれば、圧倒的にプロレスラーの方が筋力が強いです。




筋肉がつくと自信が持てるが…
筋トレ初心者は、筋肉がつくと、強くなった感じがして、自信が持てるものです。
しかし、筋肉が大きくなっただけで、それに比例するほど、力が強くなった訳ではありません。
筋肉量に比例して、筋力もつくと言われますが、実際は違います。

筋肉がついても比例して筋力は強くならない
筋肉量が2倍になったとしても、筋力は2倍にはなりません。
筋肉をつければ、筋力を上乗せできる器が大きくなるだけで、筋力を出すトレーニングをしなければ、それほど筋力は大きくなりません。
せっかく筋肉をつけて、見た目がよくなっても、力がないのではもったいありません。

筋肉だけでなく、筋力もつける
野球選手がベンチプレスで100kg挙げられるようになったのと、筋トレ初心者が100kg挙げられるようになったのでは、大きな違いがあります。
ベンチプレスの動作という点では同じ筋力ですが、野球選手は肩を強くしたり、球速を速くする効果があるのに対し、ほとんど運動をしたことがない人は、野球が上達するような効果はありません。
ボールを投げるには、様々な筋肉を連動させたり、細かな筋肉必要で、実際に投げる動作をしなければ肩が強くなりません。
大胸筋を大きくすることが目的のベンチプレスでは、運動能力がよくなることはありません。

スポーツで筋トレの効果が上がる
単に筋肉を大きくするだけの筋トレでは、ベンチプレスのための大胸筋、ダンベルカールのための上腕二頭筋、スクワットのための大腿四頭筋でしかありません。
スポーツをしていれば、それらの筋肉が、野球やゴルフでのスイングをするための大胸筋、柔道での相手を引きつけるための上腕二頭筋、速く走るための大腿四頭筋のように、実戦で使える筋肉になります。
見た目だけでなく、筋肉がついたことを実感でき、より筋トレの効果が上がることにもなります。