筋トレのエネルギー源・コーヒーを飲んでも体脂肪は燃焼しない

 

筋トレのエネルギー源は、糖質(筋肉中のグリコーゲン)です。コーヒーに含まれるカフェインには、体脂肪をエネルギーに変える働きがあり、体脂肪燃焼を促進しますが、筋トレ前に摂っても効果はありません。

筋トレでは乳酸が溜まる
ご存知のとおり、筋トレをすると乳酸が溜まることで、運動を続けることができなくなります。
筋トレでは血流が制限されるので、無酸素的にエネルギーがつくり出され、不完全燃焼して乳酸が生成されます。
逆に、有酸素運動では乳酸は生成されず、長時間の運動ができるので体脂肪を燃焼することができます。

負荷率60%以上の筋トレ
効率よく筋肉をつけるためには、負荷率60%~80%での筋トレが最適とされます。
このときのエネルギー源は、筋肉中のグリコーゲンを無酸素的に分解して、つくり出したATP(アデノシン3リン酸)。
大きな筋力を出せますが、乳酸が溜まっていくので、40秒ほどしか持続できません。
陸上競技で言えば400m走に該当し、ゴール前で脚が動かなくなるのは、これが原因です。

負荷率80%以上の筋トレ
負荷率80%以上の高負荷の筋トレでは、筋肉中のATP(アデノシン3リン酸)などが、無酸素的に分解してエネルギーを出します。
最大の筋力を出せますが、こちらも乳酸が溜まって短時間しか持続できません。陸上競技で言えば、100mなどの短距離走に該当します。




有酸素運動で体脂肪が使われる
体脂肪をエネルギーとして使うには酸素が必要で、酸素が十分なら乳酸は生成しません。
負荷率の低い有酸素運動では乳酸が生成されず、体脂肪がエネルギーとして使われます。
筋トレは、無酸素的な運動です。筋トレ前にコーヒーを飲んで、体脂肪をエネルギーに変えても、有酸素運動をしなければ使われません。

カフェインの利尿作用
コーヒーに含まれるカフェインには、利尿作用があるので、水分補給も必要です。
体の水分が不足すると、血流が悪くなって、代謝が下がります。
代謝が下がれば太りやすく、コーヒーを飲むのが逆効果にもなります。

コーヒーは体を冷やす
コーヒーには体を冷やす作用があります。
体が冷えれば血流が悪くなるので、筋トレでのパフォーマンスが下がってしまうかも知れません。
ホットコーヒーも、一時的に温まりますが、最終的には体を冷やします。

コーヒーを飲む効果
筋トレ前にコーヒーを飲んで、最も効果的なのは、カフェインで交感神経を活性化させられることです。
筋トレ前の気分が乗らないときには、コーヒーなどを飲むことで気分転換になるかも知れません。